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今回は純然たる意味での水子兵器ではありません。
日本の90式戦車の礎となった試作車輌たちを段階的に御覧いただきたいと思います。
走行試験用車体。赤旗にスクープされたのもこれ。
外国の操縦訓練用車体と似たような上部構造物ですね。
トップにもでてきた第一次試作車。
砲塔上面のサイト群が目立ちます。車長用サイトがまだ固定式ですね。
あるいは向かって一番右手のサイトがM1A2のCITVの様な役目を果たすのでしょうか。
前面複合装甲部にすでにしてキャンバスがかかっている事に注目。
砲塔部のみならず車体前面上部・下部、形状が違います。
あるいはまだ複合装甲は装着されていないのでしょうか?
形状的には量産型よりこっちの方が格好良く見えるのは私だけ?(笑)
ほとんど量産車と変わらぬ最終段階試作車。
よくショットトラップと言われる砲塔前面下部の切り欠きは
車体前面上部を傾斜させたために操縦手ハッチのクリアランスを
必要としたため、と言う事が第一次試作車と比較するとよくわかります。
初期要求額より正式取得時の価格は削られていますから
(誰かさんたちの“役得”は削られませんから)
幾つかの機能は削られているかもしれません(哀)
でも
エアコンぐらいは付けてあげて欲しい。
備蓄弾薬の少なさも問題でしょうけど、
エアコンの有無は継戦能力に大きく関わってきますから。
「人間扱い」されているかどうかは
自衛隊員の士気に絶対影響しますよ。
02/10/15
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