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1980年代末期スウェーデン、S戦車等が脅威に対しての能力不足が明白とな
りました。M1A1、レオパルドU等の外国戦車導入の検討と共に国内開発の研究
もすすめられました。
オーバーヘッドターレットを持つUDES 19、前後に分かれた二つの車体により
柔軟性の高い機動性を目指したUDES-XX-20。この二つの研究車輌の試験
結果によりStrv2000の仕様が決定されました。
重量55トン、換装容易なフロントエンジン、モジュール装甲、自動装填装置付き
の140mm滑腔砲、APFSDS弾とHE弾が発射可能な40mmモーターカノン、最先端
のC3Iシステム。これらは現在においても強力かつ優秀な戦車と言って良く、まさに
夢の戦車でした。
しかしそれゆえコストパフォーマンスは悪く、結果的にスウェーデンの次期主力戦
車は外国からの輸入と決定されたのでした。
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