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アラスカ級大型巡洋艦は1万5千トン型大型巡洋艦秩父型を
日本が建造中との誤情報により建造されました。
軍縮条約明け後の建造となる本艦には3万5千トンオーバーの
超大型巡洋艦案さえ存在しました。
それがこのCA2-Dです。
12インチ3連装砲塔4基を積んで33.5ノットで走らせようとしたため
アイオワと同じ機関を採用。
そのため大和を越える水線長、基準排水量も38700トンと云う
巨大なものとなってしまいました。
いかに水上艦にとって速力を上げる事が大変かと言ういい例ですね。
アラスカより装甲防御も若干は強化されているのですが、
重巡相手には過大過ぎ、戦艦相手には攻防力が低すぎるため
当然この試案は没となりました。
*ここでご紹介した各艦側面図は自作アイコンを倍に引き伸ばしたものです
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