大和とモンタナ



大和とモンタナ

 「大和VSアイオワ」は「最強の火力と装甲」VS「史上最速の(巡洋)戦艦」という両 艦の違い過ぎるカテゴリが問題を難しくしています。そこでアイオワの次にくるモン タナを引き合いに出したいと思います。
 モンタナアイオワと違って米国が「本気で殴り合いをするため」に設計した大和 と同一カテゴリにある戦艦です。
 大和に匹敵する装甲、三連装砲塔を四基という米海軍が理想とした砲配置。
 さらに機関配置もアイオワら米新戦艦に共通するシフト配置では無く大和に似た 様式(むしろダニエルズプランコロラド級に近いのですけれど)。
 舷側防御もサウスダコタ・アイオワのインターナルアーマー・多層式水中防御では 無く、大和と同様の外装装甲・バルジ船型(これもむしろノースカロライナ式に戻っ たというべきか)。
 以上の事でおわかりでしょうか? 
 米軍も「本気で殴り合い」をする戦艦は大和のようになると考えていたので す。強引な結論ですが大和アイオワでは「マジで殴り合う」本気度に雲泥の 差があるという事です。

 え、大和VSモンタナですか?やっぱりレーダーの分、モンタナに分があるでしょ うね(笑)。でも未成艦と、しかもこちらは条約明け第一世代、あちらは第四世代と いい勝負するんだから、やっぱり大和は化け物ですよ。







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今更ながらの戦艦優位論