オブイェクト416は対戦車自走砲です。
限定的重量に可能な限りの火力と装甲を与える方針のもと
1952年に開発着手されました。
主砲には当時の主力戦車T-54と同じ100mm対戦車砲D-10を採用。
車体高を抑えるために採用された水平対向12気筒エンジンを含む
パワーパックは車体前部に置かれました。
4名の乗員は全て砲塔内に収められ、特にドライバーは砲塔中心に位置し
特殊な機構により砲塔旋回と関係なく常に前方を向いていました。
また砲塔内に搭乗員を収める事により
車体及び砲塔の高さを低くする事に成功したものの
低い天井は装填手の作業を困難なものとしました。
試作まで行われた本車も、砲塔などの斬新な機構がかえって
作動や信頼性の低下をもたらし開発中止となりました。
新機構により砲塔はT-54のそれより巨大化した
車体を大きく逸脱しフェンダー上一杯に拡がった砲塔
型式 |
オブイェクト416
対戦車自走砲
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乗員数 |
4 |
重量 |
30.9t(24?) |
全長 |
9250mm(7940?) |
全幅 |
3240mm |
全高 |
2225mm |
砲塔上面高 |
1823mm |
地上高 |
400mm |
装
甲
|
砲
塔
|
前面 |
110mm |
側面 |
45mm |
後部 |
45mm |
上面 |
20mm |
車
体
|
前面 |
75mm |
側面 |
45mm |
後部 |
45mm |
上面 |
20mm |
底面 |
20mm |
主武装 |
100mm
D-10
×1
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弾薬数 |
35発 |
副武装 |
7.62mm
機関銃×1
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エンジン |
12気筒
水平対向
400hp
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最高速度 |
45km/h(50?) |
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