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今回は化け物のような超重駆逐戦車T28と戦後実戦配備された重戦車M103
ファイティング・モンスターの間に挟まれて影の薄いT29に光をあててみたいと
思います。
第二次大戦末期アメリカでは、ティーガ−Tに対抗可能な重戦車M26パーシ
ングこそ完成したものの、40t級ではパンターと同等ではあっても続く70t近い超
重戦車ケーニヒス・ティーガ−と互角に渡り合えるとは思えませんでした。
そこで長砲身105mm砲を持った60t級の超重戦車が開発される事になったので
す。
T29は高度な射撃管制装置とジョイスティックで操縦可能な戦車として完成しまし
たが大戦には間に合わず、次なる仮想敵ソ連のJS-3スターリン重戦車に対抗
するためには120mm級戦車砲が必須とされ、重戦車開発はM103へと移ってい
ったのでした。
重量 63.96t 全長 11.57m 全幅 3.80m 全高 3.20m
装甲最大 279.4mm エンジン フォードV12 GAC 650hp
最高速度 32.2km/h
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