八八艦隊の真価



八八艦隊計画艦(画:SUDOさま)


八八艦隊の真価

今回のお題は八八艦隊計画艦vsダニエルズ計画艦です。

艦名 常備排水量 全長 全幅 喫水 軸馬力 速力 航続力
速力

長門 33900 215.80 28.96 9.14 80000 26.5 5500 16
加賀 39900 234.09 32.31 9.37 91000 26.5 8000 14
天城 41200 252.37 32.27 9.45 131200 30 8000 14
紀伊 42600 252.37 32.49 9.70 131200 29.75 8000 14
13号 47500 274+ 32.4+ 9.75 150000 30 8000 14



コロラド 32500 190.5 29.7 9.2 27300 21 8000 10
サウスダコタ 43250 208.5 32.2 10.0 60300 23 8000 10
サウスダコタ 43250 208.5 32.2 10.0 60300 23 8000 10
レキシントン 43500 266.5 32.2 9.1 180000 33.25 10000 10

艦名 舷側装甲 水平甲板 バーベ
ット
砲塔天蓋
舷側 傾斜
角度
傾斜甲板 傾斜
角度
水平
甲板
水平
甲板
装甲
傾斜
角度

長門 304.8 0 25.4×3 -40 69.85 50.8 304.8 152.4 -5
加賀 279.4 15 25.4×3 -30 101.6 63.5 304.8 152.4 -5
天城 254.0 12 31.75+38.1 -30 95.25 47.625 279.4 152.4 -5
紀伊 292.1 15 31.75+38.1 -30 117.475 47.625 304.8 152.4 -5
13号 330.2 15 31.75+38.1 -30 127.0 47.625 330.2 177.8 -5



コロラド 342.9 0 なし 88.9 38.1 342.9 127.0 -5
サウスダコタ 349.25 -5 なし 88.9 31.75 342.9 127.0 -5
レキシントン 228.6 11.8 なし 57.15 50.8 228.6 127.0 -5

*第13号艦の装甲防御は推定値です。
 面倒なので今回は装甲材質は加味していません(笑)

艦名 主砲 攻撃力 攻撃力(換算)
主砲
口径
門数 最大射程
最大仰角
砲口斉射
エナジー
命中
込み
斉射
弾量
命中
込み
近距離
攻撃力
遠距離
攻撃力

長門 410.0
45
2*4 30150
30
2496 882 8000 2828 70 70
加賀 410.0
45
2*5 約32800
35
3120 986 10000 3162 79 79
天城 410.0
45
2*5 約32800
35
3120 986 10000 3162 79 79
紀伊 410.0
45
2*5 約32800
35
3120 986 10000 3162 79 79
13号 460.0
45
2*4 約38400
35
3519 1244 11280 3988 100 100



コロラド 406.4
45
2*4 31090
30
2401 849 7656 2707 68 67
サウスダコタ 406.4
50
3*4 約32600
30
4171 1206 11485 3315 96 83
サウスダコタ
457.2
48
2*4 3562 1259 10520 3719 101 93
レキシントン 406.4
50
2*4 約32600
30
2785 984 7656 2707 79 67

*サウスダコタ改は同一船体に18in主砲と副砲砲塔化を施した試案です。

主砲 砲弾重量 初速 垂直装甲貫徹力
15km 20km 25km

410/45 1000 790 406.4 271.7 215.9
460/45 1410 790



406.4/45 957.1 792
406.4/50 957.1 853 444.5 284.4 213.3
457.2/48 1315 823

重防御と言われる米戦艦の垂直防御ですが内部傾斜甲板込みでは日本戦艦も 全く遜色ありません。
砲弾重量も日本が上回っており、砲身が5口径短いにも関わらず中距離以上では 米16インチ砲を上回る垂直装甲貫徹力を持っていましたし、もちろん水平装甲貫 徹力は全射程でしのいでいました。さらに水平防御は日本が上回っていましたか ら中距離以遠ではサウスダコタ相手でも優勢と言えます。

以上を加味し、両軍主力の41cm45口径砲(日)、16in50口径砲(米)に対する安全 戦闘距離を算出すると・・・

艦名 垂直安全戦闘距離 水平安全戦闘距離 安全戦闘
距離
総合
安全
戦闘
距離
舷側防御 バーベット 水平甲板 砲塔天蓋
対日
41cm
対米
16L50
対日
41cm
対米
16L50
対日
41cm
対米
16L50
対日
41cm
対米
16L50
船体 主砲

長門 17〜 18〜
19.5〜
〜17
〜25? 18
〜17
19.5
〜25
19.5
〜17
加賀 17〜 18〜
19.5〜
〜27?
〜25? 18
〜27
19.5
〜25
19.5
〜25
天城 18.5〜 19〜
20.5〜
〜25?
〜25? 19
〜25
20.5
〜25
20.5
〜25
紀伊 16.5〜 17.5〜
19.5〜
〜27?
〜25? 17.5
〜27
19.5
〜25
19.5
〜25
13号 15〜 16.5〜
19〜
〜28?
〜27? 16.5
〜28
19
〜27
19
〜27



コロラド 17.5〜 18.5〜 17.5〜
〜21
〜14.5?
17.5
〜21
17.5
〜14.5
17.5
〜14.5
サウスダコタ 17.5〜 18.5〜 17.5〜
〜20.5
〜14.5?
17.5
〜20.5
17.5
〜14.5
17.5
〜14.5
レキシントン 22〜 23〜 24〜
〜16
〜14.5?
22
〜16
24
〜14.5
24
〜14.5

*例「17〜」は17km以上の距離でその砲弾に耐え得る。
   「〜17」は17km以下の距離でその砲弾に耐え得る。
   赤いマスは安全戦闘距離が存在しない事を指す。

艦名 両艦
撃破
距離
米軍
優位
距離
両艦
安全
距離
日本
優位
距離
両艦
撃破
距離
コメント
加賀vsサウスダコタ 〜17.4 17.5
〜17.9
なし 19.5
〜25
25.1〜 加賀は19.5km以上の戦闘
距離を保つだけで良い
加賀vsレキシントン 〜17.9 なし なし 19.5
〜25
25.1〜 レキシントンは消極的に
25kmを越える戦闘距離を
維持するしかない
天城vsサウスダコタ 〜17.4 17.5
〜18.9
なし 20.5
〜25
25.1〜 天城は20.5km以上の戦闘
距離を保つだけで良い
天城vsレキシントン 〜18.9 なし なし 20.5
〜25
25.1〜 レキシントンは消極的に
25kmを越える戦闘距離を
維持するしかない
紀伊vsサウスダコタ 〜17.4 なし なし 19.5
〜25
25.1〜 紀伊は19.5km以上の戦闘
距離を保つだけで良い
紀伊vsレキシントン 〜17.4 なし なし 19.5
〜25
25.1〜 レキシントンは消極的に
25kmを越える戦闘距離を
維持するしかない

機動性で上回るレキシントンは防御力が極端に弱く、攻撃力で上回るサウスダコタ は機動性で大幅に下回る。
目に見える性能では八八艦隊の方が優秀であり、これがアメリカをして軍縮条約 へ向かわせた大きな要因でした。

ここで問題です。上記の条件なら連合艦隊の勝利は間違い無い所なのですが、
実際戦った場合そうはならなかった可能性が大きいのです。
戦術的な事ではありません。あくまでもハードウェアの問題です。
それはなんでしょう?

この出題では両軍とも新戦艦16隻vs16隻のハンデ無しガチンコです。
ですから12in〜14in砲戦艦は数に入っていません。
そうなると純粋に設計コンセプトに優れた連合艦隊の方が有利なはず。
でも、そうならない。

ヒントはジュットランド海戦です。
八八艦隊の真価 解答編に続きます。





改大和級 第110号艦型と第797艦型

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